経理の求人動向

とりわけ経理職は繁忙期とそうでない時期とがある職種です。

特に求人ニーズが高い時期は12月です。年末調整、確定申告、そして3月期末の場合、決算業務へと進むこの時期は、税理士事務所(会計事務所)の短期派遣求人を中心に数多くの案件をいただくシーズンです。1年でもっとも求人が動く時期といっても過言ではありませんから、ぜひチェックしてみてください。

ただ、経理職はあまり通年採用するような職種ではありませんから、
「急な退職者が発生した」
「産休に入る方の代わりが至急欲しい」
「株式上場をすることに決定した」
など、年間を通して様々な理由で求人依頼を企業様からいただいているのが実情です。

また、経理業務はどの会社でも必要不可欠で、且つ専門的な業務ですから、比較的景気の浮沈にも強く、いつの時代も求人ニーズは底堅いものがあり、役職候補の募集からメンバークラス募集まで1年を通して募集がある職種と言えるでしょう。
しかし、AI(人工知能)が日進月歩で進化している時代の流れを考えると「これだけは誰にも負けない」といった自分の強みを持つことがますます大切になってくるでしょう。

人事・総務の求人動向

総務・人事職で特に忙しい時期は12月と3月・4月です。
12月は従業員の年末調整業務が、3月・4月は入退社が多くなる月ですので、それに伴う社会保険手続きや新入社員の教育・研修、そして翌年春に向けた新卒採用業務など業務負荷は高くなります。

従いまして、年末調整を見越して秋口から求人ニーズは徐々に高まります。

ただ、経理職と違い、スポットの人員配置で乗り切れる業務よりも従業員のことを把握していないと難しい業務が多く存在しますので、時期的な要因で求人数が変動することは経理職と較べると少ないかも知れません。

管理部門の年間スケジュール

下のスケジュール(図)はあくまでも毎月やる必要のある業務(ルーティン業務)ではなく年間の“主要業務”です。 従いまして、例えば経理職の人は、「仕訳入力」、「売掛金管理」、「支払処理」など、人事職の人は、「勤怠管理」、「給与計算」など、月々の決まった業務が多くあります。

また、この他にも5月中旬~6月いっぱいは「株主総会の準備と実行」といった業務(※)もあり、これを経理担当者(または人事担当者)がやるとなると、もっと大変になります。
(※)通常は総務担当者が行うので記載は割愛しました

注1) 四半期決算や会計監査業務はとりわけ上場企業や上場関連(連結対象)企業で必要になります。
注2) 賞与計算は、夏季は6月支給、冬季は12月支給を想定したスケジュールです。
注3) 採用業務は採用情報の公開が3月スタートを想定しています。