- 正社員
- S.Nさん
- 40代・男性
- メーカー⇒住宅関連
- 転職前
- 年収620万円
- 転職後
- 年収700万円
なぜ転職をしようと思ったのですか?
大学卒業後、大手人材サービス会社にて3年間、顧客企業の採用コンサルティングを担当し、幅広い知識と経験を積んできました。その後、地元へUターン転職し、メーカー企業で採用・労務管理・教育制度の構築・人事評価制度の見直し・法改正対応など、人事労務を中心にキャリアを形成してきました。
しかし、現職では古いオーナー企業体質が根強く残り、業務改善への消極的な姿勢が課題となっていました。若手社員の離職が続く状況を改善すべく、教育制度の強化やDX化を提案し、具体的な資料をもとに長期的な視点で人件費圧縮の可能性を示し社長を説得しようと試みました。しかし、初期投資費用の高さから提案が受け入れられず、長期的な改善を実現することは困難でした。
このような経験を通じて、業務改善に積極的で、社員の声を尊重しながらより良い働き方を推進する企業で自身の能力を最大限に発揮したいという思いが強くなりました。新たな環境で、人事・業務改善の経験を活かし、企業の成長と従業員の満足度向上に貢献できるキャリアを築くことを目指し、転職を決意しました。
転職に際して、不安に感じたことがあればお聞かせください
転職において最も不安を感じたのは、年齢が理由で希望する職種への挑戦が可能なのかどうか、という点でした。労務業務では幅広い経験を積み、マネジメント経験もありましたが、他のエージェントからは「40代が求められるのは即戦力として活躍できるほどの相当な経験が必要」と指摘されており、自分のこれまでの経験が他の企業でも通用し、希望するポジションで働くことができるかどうか心配していました。
また、業務上の問題が発生した際に積極的に業務改善を進め、社員の声を尊重しながらより良い働き方を推進する企業に出会えるのか、自分の年齢で条件の多い希望が通るのかも大きな不安要素でした。さらに、希望するポジションが管理職採用であると想定されるため、新しい職場で部下を持ち、管理職としてスムーズに馴染むことができるかどうかについても懸念がありました。
経理サポートスタッフを利用してみてどうでしたか?
担当コンサルタントは、今回の転職先の人事責任者と普段から密に意思疎通を図っており、会社の核となる部分をしっかりと理解されているようでした。私は今回の転職活動で初めて当社を知ったのですが、知名度こそ高くないものの非常に力のある企業で、業界内では大手と呼ばれる存在でした。
また、面接の際には担当コンサルタントが同席してくださり、大変心強かったです。私が伝えきれなかった部分も、私の想いを汲み取り、的確にフォローしてくれました。働き方や給与、ポジションなど、私が聞きにくい内容についても先方に確認していただけたため、大きな助けとなりました。
採用職種については、私が希望していた人事・総務の分野で、役職が現在よりも上がり部長補佐として内定をいただくことができました。残業はあるものの前職よりもかなり少なくなり、何よりも自身を評価してもらえる環境が整っていることに非常にやりがいを感じています。
現在の職場について
前職よりも役職が上がり、任される業務量も増加し、それに伴い残業も多少増えました。しかし、最新の技術を取り入れることに抵抗がなく業務効率を上げるためのDX化などを柔軟に取り入れる環境に身を置くことができたこと、また年収が増加したことで、自分自身の市場価値を改めて認識する機会となり、大変嬉しく思っています。また、その喜びを家族と分かち合えたこともあり、自信を持って「転職を成功させた」と胸を張って言うことができます。 自分の価値を自分一人で判断するのではなく、転職のプロの方々に評価していただくことで、新たな視点を得ることができたと思っています。