働き方は千差万別~あなたの理想の働き方を選ぼう!~

「今の働き方、このままでいいのかな?」
ふとした瞬間、そう感じることはありませんか?
「これまで正社員でバリバリ働いてきたけれど、もう少しプライベートを優先したい」「子育てが一段落したのでもう少し長く働きたい」
など、ライフステージの変化にあわせて働き方を見直したいと考える方が実際に増えています。
そして近年の価値観の多様化に伴い、労働市場でも雇用形態や労働時間、勤務場所など、さまざまな条件に基づいた働き方が増加してします。
そこで今回は、様々な働き方の特徴やメリット・デメリットについてお伝えします。
雇用形態による働き方の種類
雇用形態とは、企業と従業員の間で締結する雇用契約の種類を指します。
直接雇用: 勤務する企業と直接契約を結ぶ形態
間接雇用: 勤務する企業と給与を支払う企業が異なる形態
・直接雇用の主な雇用形態
【正社員】
正社員は、雇用期間の定めがなく、長期的に安定して働ける点が大きな特徴です。
「安定して長く働きたい」「しっかりしたキャリアを築きたい」という方に向いている働き方といえるでしょう。
フルタイム勤務が一般的で、企業によって内容は異なりますが、賞与・昇給や退職金、様々な手当や制度などが用意されています。
メリット:雇用が安定している、待遇・福利厚生が充実している、社会的信用が得られる
デメリット:採用のハードルが高い、異動や転勤がある、仕事の責任が重い
なお、最近では職務限定正社員、勤務地限定正社員、短時間正社員、週休3日制度などで、正社員のデメリットを解消する動きもあります。(後述参照)
【契約社員】
契約社員は、企業と直接雇用契約を結びますが、雇用期間に定めのある有期契約が一般的です。期間満了時に企業と社員の合意のもと、契約の更新/終了が決まります。
「正社員にこだわらず、まずは条件重視で働きたい」という方や、「特定の業務で経験を積みたい」「期間を区切って働きたい」方に選ばれやすい働き方です。
メリット:専門性を活かした業務に従事できる、雇用期間が明確で計画的に働ける
デメリット:雇用が安定しない、正社員と比べて福利厚生が劣る場合がある
【パート・アルバイト】
パート・アルバイトは短時間勤務や限定的な業務に従事する雇用形態です。柔軟な勤務時間で、給与は基本時給や日給で支給されることが特徴です。無期雇用・有期雇用どちらのケースもあります。
「家庭や学業と両立したい」「扶養内で働きたい」など、ライフスタイルに合わせて働きたい方や、「まずは無理なく仕事復帰したい」という方にも始めやすい働き方です。
メリット:希望に合わせて働ける、家庭やプライベート・学業との両立が可能
デメリット:時間単位の給与が低いことが多い、キャリアアップの機会が少ない
【業務委託契約】
業務委託契約は、雇用契約ではなく、業務を請け負い、その成果に対して報酬が支払われる契約形態です。契約した企業から仕事の進め方について細かな指示を受けることは少なく、雇用契約ではないため、給与ではなく、完成した仕事の納品に対して「報酬」として支払われます。
「スキルを活かして自由に働きたい」「働く時間や場所を自分で決めたい」という方や、「成果で評価されたい」「複数の仕事を掛け持ちしたい」という方にも合う働き方です。
メリット:自由な働き方が可能、得意分野の業務を行える、収入の上限がない
デメリット:収入が安定しにくい、問題が起きても自分で対処する必要がある
・間接雇用の主な雇用形態
【一般派遣】
派遣会社と雇用契約を結び、派遣先の企業で業務を行います。派遣契約は最大で3年で、3ヶ月ごとに契約の更新が行われ、双方の同意をもって更新するかを決めます。給与支払いや社会保険は、派遣会社を通じて行われます。
「いろいろな職場を経験して自分に合う仕事を見つけたい」「働き方の条件を優先したい」方に向いています。また、「一人で転職活動するのが不安」という方は、派遣会社のサポートを活用しやすいのもポイントです。
メリット:自分のスキルや経験、ライフスタイルに合わせた仕事が選べる、派遣会社のサポートが受けられる
デメリット:雇用の安定性に欠ける、派遣先での立場が不安定な場合がある
【紹介予定派遣】
紹介予定派遣とは最長6ヶ月の派遣期間が終わった後、本人と派遣先企業が合意すれば正社員として直接雇用される働き方です。
「いきなり正社員は不安だけど、将来的には直接雇用を目指したい」方や、「入社前に職場の雰囲気を見て判断したい」方におすすめの働き方です。
メリット: 直接雇用の前に職場の雰囲気や業務内容を体験できる
デメリット:直接雇用されない可能性がある、選考プロセスがある
【無期雇用派遣】
無期雇用派遣とは、派遣会社と無期限の雇用契約を締結した雇用形態です。派遣先での就業期間が終了しても、派遣会社との雇用契約は継続されます。
「派遣で働きたいけれど、できるだけ雇用の安定も欲しい」方に向いています。さらに、「長く働きながらスキルを磨きたい」方にも選ばれています。
メリット:雇用と収入の安定、長期的な就業が可能となる
デメリット:派遣先を選べない、勤務条件を変えにくい
勤務形態による働き方の種類
勤務形態とは、いつ、どこで、どれくらい働くかという勤務の日程や時間帯・頻度・場所などを定めたルールのことです。近年では従業員の多様なニーズに応え、人材確保や定着率向上、生産性向上、さらにはイメージアップを目指し、柔軟な勤務形態を導入する企業が増えています。
・勤務時間に関する働き方の種類
【固定時間制】
固定時間制とは、働く曜日や始業時間、労働時間が決まっている勤務形態です。労働時間については労働基準法で定められており、原則として1日8時間以内・1週間40時間以内の法定労働時間を遵守する必要があります。
「生活リズムを安定させたい」「毎日決まった時間に働きたい」といったオン・オフをはっきりさせたい方にも安心感のある働き方です。
【変形労働時間制】
変形労働時間制とは、一定期間内の総労働時間を定め、その枠内で勤務時間を週や月、年単位で調整する形態です。例えば、繁忙期と閑散期でメリハリのある働き方が可能です。ただし、1週間単位の変形労働時間制の導入は、導入可能な規模や業種が限定されています。
業界特有の忙しさに理解があり、メリハリをつけたい方におすすめです。
【裁量労働制(みなし労働時間制)】
裁量労働制は、業務の遂行方法を従業員に一任し、あらかじめ定めた労働時間を働いたとみなす制度です。「専門業務型裁量労働制」と「企画業務型裁量労働制」、「事業場外みなし労働時間制」の3種類があり、それぞれの適用には職種などによる判断基準が存在します。
自由度高く、裁量を持って働きたい方に向いています。
【フレックスタイム制】
フレックスタイム制は、あらかじめ定めた総労働時間の範囲内で、従業員が始業・終業時間を自由に調整できる制度です。通勤ラッシュの回避やプライベートの充実が図れます。コアタイム(必ず勤務する時間帯)が設定されるケースとされないケースがあります。
「通勤ラッシュを避けたい」方はもちろん「予定に合わせて出退勤時間を調整したい」といった、育児・通院・習い事などと両立したい方にも選ばれています。
【時差出勤制度】
時差出勤制度は、1日あたりの実労働時間を守りながら始業・終業時間をずらす制度です。フレックスタイム制とは異なり労働時間を毎日変えることはできませんが、通勤混雑の回避や従業員の負担軽減につながります。
【短時間勤務・短時間正社員】
短時間勤務・短時間正社員制度は、フルタイムよりも短い時間で働く正社員制度です。育児や介護との両立、定年後の継続雇用、キャリアアップなど、多様なニーズに対応します。また、育児短時間勤務は、2009年の育児・介護休業法の改正により企業に導入が義務付けられています。
キャリアと家庭を両立したい方が安心して働ける制度です。
【週休3日制度】
週休3日制度とは、基本的に正社員を対象に、1週間の休日を3日とする働き方です。一般的な週休2日制と比較して休日が1日多くなるため、正社員のまま育児・介護・病気治療などと仕事の両立がしやすくなります。
「休日を増やして自己研鑽や副業、家族との時間を大切にしたい」方に向いています。
・勤務場所に関する働き方の種類
【テレワーク・リモートワーク】
テレワーク・リモートワークは、ICTを活用し、在宅やサテライトオフィスなど会社以外の場所で働く形態です。通勤負担の軽減やプライベート時間の拡大など、ワークライフバランスの向上が期待できます。
通勤負担を減らし、柔軟に働きたい方におすすめです。
【地域限定正社員】
地域限定正社員とは、勤務地を特定の地域に限定して働く正社員のことです。転居を伴う転勤がないため、希望のエリアで生活基盤を崩すことなく働き続けることができます。
「転勤なしで安定して働きたい」「地元で長くキャリアを築きたい」方に向いています。
自分に合った働き方を決めるために
自分に合った働き方を考えるとき、まずは「どんな生活を送りたいか」「将来はどうしたいのか」を明確にすることが大切です。
まずは、自分がどこで、誰とどのように暮らしたいのかを具体的にイメージすることで、その生活を実現させるための最適な働き方を選べるようになります。
実現させたい生活をイメージしたら、将来どうしたいのかも考えてみましょう。結婚や出産、介護などのライフイベントによって、働き方を見直す必要が出てくることもあります。その時にどんな働き方をしているのがベストかをイメージすることも大切です。
もちろん、同じ働き方を続ける必要はなく、状況に応じて異なる働き方をチョイスすることもできますよ。
経理サポートスタッフではプロのカウンセラーが一人ひとりに最適なアドバイスを行います。
自分のライフスタイルや希望・条件に合致する働き方ができる企業や求人が知りたいという方、ぜひご相談ください!